1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/10/22(火) 14:38:51.43 ID:yLv6bCqcO ?BRZ(10001) ポイント特典

 東京高裁で今年6月と10月、裁判員裁判が言い渡した1審の死刑判決を破棄し、無期懲役に減刑する判決が言い渡された。
2つの判決を下したのは同じ裁判長で、過去の判例を重視するなどして減刑の判断を下した。
「民意を取り入れて変わったはずの司法が、市民も加わった判断をなぜ否定するのか」-。遺族らの失望は深い。

 「なぜ刑を軽くするのか…」。平成21年、千葉県松戸市で竪山辰美被告(52)によって殺害された
荻野友花里さん=当時(21)、千葉大4年=の父、卓(たかし)さん(64)と母、美奈子さん(60)は、
兵庫県稲美町の自宅で苦悶(くもん)の表情を浮かべた。

 竪山被告は友花里さん宅に侵入し、現金やキャッシュカードを奪った後に殺害、翌日に放火した。

 千葉地裁での裁判員裁判には卓さんや美奈子さんも被害者参加。
殺害された被害者が1人の場合、過去には死刑にならないケースも少なくないが、
判決は「犯行は冷酷で更生可能性は乏しい」として、検察の求刑通り死刑を言い渡した。

 一方、高裁の審理はわずか1回。村瀬均裁判長は今月8日、死刑破棄の判決を言い渡した。
死刑回避の条件となる「被告が更生する可能性」には触れず、殺害された被害者が1人という点を重視した。
美奈子さんは「被害者や遺族に、とても『冷たい』裁判だと思いました」。

 東京高検は、友花里さんの命日にあたる21日、判決を不服として最高裁に上告した。
美奈子さんは「市民が加わった裁判員裁判が出した死刑判決の重みを、最高裁は正しく判断してほしい」と話している。
(以下省略)

殺害された荻野友花里さんの父親、卓さん(左)と母親の美奈子さん。
自宅の応接間には友花里さんの写真や思い出の品が飾られている=兵庫県稲美町(安元雄太撮影)


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131022/trl13102213480002-n1.htm

【裁判員裁判の死刑破棄2件、遺族ら失望 「民意の法廷 なぜ否定」】の続きを読む